「親子で楽しむ!ザ・講談!」本番まであと3日
- 城陽亭Mの母
- 2024年11月21日
- 読了時間: 3分
今日は11月21日。講談の本番まであと3日。
本番前日の、次のワークショップまで、あと2日。
ブログのモバイル版、見られるようになりましたね。
記事の順番がめちゃくちゃですが…。
思い出話、します。
昔、友だちの子どものバレエの発表会を観に行ったとき、
小さな小さな女の子が、舞台の真ん中で両足を投げ出して座り、大泣きしていました。
3歳くらいかな、はじめての舞台なのかな、怖いのかな、と思って見ていました。
女の子は、結局、一度も踊ることなく、最後まで泣いていました。
練習したり準備したりしたろうにな、親も残念だろうな、と思って見ていました。

ここからは、とみちゃんの思い出話です。
とみちゃんは3歳のとき、子ども歌舞伎で、
主人公のお姉さん役をさせてもらうことになりました。
ところが、セリフが多くて、3歳では大変だろうということで、
練習がまだはじまってもいない段階で、突然、イワシ役に変更になりました。
イワシでなければ、
クジラとか、金魚とかだったら、まだ大丈夫だったと思うんですが、
3歳のとみちゃんは、イワシが嫌いでした。
どうか、とみちゃんが、イワシの味を思い出しませんように!
しかし、家ではまるぽんが、晩ごはんに、なぜかイワシを焼いて待っていました。
とみちゃんは、自分が、自分の嫌いな魚の役になったことを悟ってしまいました。
さらに、まるぽんが、「これ、絶対、とみちゃんの好きな味だから!」
ひとくちたべてみ、と、イワシを食べさせようとやっきになって、
ききこはそれを止めることができませんでした。
口を一文字にキッと結んで拒否ってたとみちゃんの硬くなった顔の筋肉。
最悪でした。
とみちゃんは、その後、子ども歌舞伎のお稽古に行くことはありませんでした。
本番には、ききこだけが行きました。とみちゃんが出演するわけでもないのに…。
ききこは、一連の出来事から、いろんなことを学んで、
自分が劇を主宰したときには、同じ失敗をしないように気をつけました。
今回の講談は、4年目にして、その悪夢の再来か?と、気が気でない日々です。
とみちゃんの人生の長いスパンでみて、これも勉強なんだろうけど、
スパンが長すぎて!
やっぱり、親としては、残念ですよね。
今回は、ほら、着物をレンタルしちゃったし。
それとは別に、着るわけでもない着物も買っちゃったし。
衣装代を150円ですませた去年とは大違いなんですから!
「なんで、怒られるってわかってて、わざわざ怒られるようなことするのかなあ?
怒られるのが嫌いなら、怒られないようにすればいいのに、怒られるようなことしといて、怒られた~ってシュンとなって…自分で自分の状況を悪くして…理解できないっすよ~」
「大人だってそうじゃない?だれでもそうだよ」
先輩からの、目から鱗の回答。
仙人みたいな人が、京都には大勢いらっしゃいますな!

本番は11月24日。とみちゃんが出演しなかったとしても、ききこは行きますよ~!
一番楽しいのは、リハーサル。
リハーサル好き、リハーサルマニア、です。
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