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柿屋が立ちはじめる頃、京番茶さがし

  • 執筆者の写真: 城陽亭Mの母
    城陽亭Mの母
  • 2024年11月4日
  • 読了時間: 3分

更新日:2024年11月5日

今日は11月4日。講談の本番まであと20日。


次回のワークショップまであと6日。




ききこの周りでは、今日、


どこどこの地域では、いついつに柿屋が立った、


今日あそこの道路を通ったら柿屋が立ってた、


そんなことが、話題になっていました。


さあ、今年はどうやって、古老柿、手に入れましょ?




南龍チルドレンにもわけわけして、みんなで食べたいところだけど、


11月末の本番には、ちょっと時期的に、間に合わないでしょうねえ。


出回りはじめるのは、おそらく、12月の中旬以降かと。


ああ、早く食べたいね!




いろいろ、欲しいものを手に入れるのは、じつはたいへんです。




ききこは、一昨日、大雨の中お稽古に行ったら、


着いたとたんに警報が発令されて、お稽古が無くなりました。


仕方がないので、きらしている京番茶を買って帰ることにしました。


京番茶を買うお店は決まっているのですが、大雨なんで、


なるべく、帰り道沿いで買いたいなと。


商店街を、順番に、あたっていくことにします。





でも、だいたい、どこにどんなものが売っているかは、わかっているのです。





あまりにも小ロットなのは、おいしいけど、スルー。


スモーキーじゃない京番茶も、スルー。


そして、何軒目かで「番茶は、うちは、置いてないですね」と目も見ずに言われた瞬間に、


なんとなく、でも深く傷ついて、新規購入先の開拓はあえなく終了。


なぜか、飛び込み営業がうまくいかないときのような気分におちいってしまい。





私は、もう、ずぶぬれになってもいいから、いつものお店で、と、


道を変えて辿りついたら、




閉まってる!ああ!





お稽古は無くなる、お茶は買えない。雨はやまない。目を見てもらえない。



私は、私は、何のためにここにいるのでしょう!(つづく)







いえ、そのあとすぐに、ききこは大きく救われるんです。






「おっきい袋に入ったスモーキーな京番茶ありますか?」




あるよ、おっきいやつに、今入れてあげる、入りなさい、傘はそこんとこ置いて、そこじゃない、そっち、傘は外。京番茶は〇〇〇るから、そんときに入れるのが一番いい、入れたげて、そう、この裏が工場だから。よう降るなあ、ええ?立っててもしょうがいないから座んなさい、どっから来た?、関東か?、わかるよ(その言葉は)関西じゃない、阿波晩茶?阿波晩茶はあれか、どこだ、徳島か?どんな味がするの?、乳酸菌?、ほう、よう知っとるねえ、おじさんはむずかしいことはわからんわ、外国人ばかり、抹茶が一番よう売れる、抹茶を買う?無理せんでええよ、ほうか?煎茶もか?どれにする?そんなええやつ飲むの?おいしいよ、これは。おまちどお、これはお買い得だよ、このビニールはしっかりしたビニールだから、口をしっかり閉めとけばいいから、おおきに、ありがとうね





これが、その京番茶。





サイズ感は、というと…





これほどとは!




中はこんな感じ。



おわりよければすべてよし!




 
 
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